お金を増やす大原則
お金は大事。でも幸せ=お金ではない。
家族や自分自身の選択肢を広げる為の道具として捉えたいですね。
お金が増える大原則の本を見つけたので、要約して記載します。
<本日の一冊>
『漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』
ジョージ・S・クレイソン (著), 坂野旭 (著), 大橋弘祐
【黄金に愛される7つの道具】と【五つの黄金法則】です。
まずは【黄金に愛される7つ道具】
<1,収入の十分の一を貯金せよ>
… 真理は実にシンプル。貯めなければ増えることはない。種銭がなければ増やすこともできない。
<2,欲望に優先順位をつけよ>
… 人間の欲望はキリがない。十分の一貯金して、残りでやりくりする。
それを超える欲望は切り捨てる覚悟を持つべし。
<3,貯えた金に働かせよ>
…”定期的に金が入ってくる仕組み”こそが本物の財産である。PLでなく、BSが大事である。
<4,危険や天敵から金を堅守せよ>
… 原則は”元金を守ること”。ある程度お金が溜まってくると儲け話に乗りたくなるが、それは御法度。お金の働かせ方は感覚でなく、その道に長けた人に相談すること。
<5,より良きところに住め>
… 家は住むだけの場所ではなく、住居の支払いとは”心を豊かにする投資”と考えるべし。結果、それが貯金を増やすモチベーションになる。
<6,今日から未来の生活に備えよ>
… 人は必ず老い、そして死ぬ。誰かのために、またその時のために常に備えておくこと。それが安心につながる。
<7,自分こそを最大の資本にせよ>
… 最大の投資は、自己投資。
ゼロからでも立ち上がれる力があれば、
それが最大のリスクヘッジとなる。自力をつけるべし。
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(ここまで)
いかがでしょうか?
それくらい、実践できていましたか?
これが前半の「7つ道具」です。
なんとなく、そうだよな、
という感覚を持たれるかと。
■そして物語の後半で、
この”基礎編”を元に勝負に出た主人公が、
ボロボロに敗戦し、息も絶え絶えとなります。
そこで、石版に書かれた
新たに手に入れた
「五つの黄金法則」
これを手に入れ復活を遂げるのですが
以下の内容として紹介されるのです。
「7つ道具」と重複していますが、
より詳しく書かれています。
(ここから)
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次に【五つの黄金法則】
一、家族と自分の将来のために
収入の十分の一以上を蓄える者の元には
黄金は自らを膨らませながら喜んでやってくるだろう。
二、黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、
持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように
賢明ならば、黄金は懸命に働くだろう。
三、黄金の扱いに秀でた者の助言に
熱心に耳を傾ける持ち主からは、
黄金が離れることはないだろう。
四、自分が理解していない商い、あるいは、
黄金の防衛に秀でたものが否定する商いに
投資をしてしまう持ち主からは、
黄金は離れていくだろう
五、非現実的な利益をだそうとしたり
謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり
己の未熟な経験を盲信したりする者からは
黄金は逃げることになるだろう
※引用:『漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』より
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■さて、いかがでしょうか。
共感、納得する人もいれば
はて、そんなものなのかな、、、
と思う方、まちまちではないかと思います。
■しかし、個人的には、
この内容、至極原則的な内容なのだろう、と思っています。
また、そんな「お金」を連発しつつ、
特に素敵なところが最後の締めくくりは、
「結局、お金なんておまけにしかすぎない」
とお金の立ち位置について、
はっきりと言及しているところ。
あるなしに優劣はなく、
経済の潤滑油としてのお金であり、
そのお金が循環することで
世の中が発展し、人々が潤っていくべき、
お金の存在について書かれていることも、
深さを感じ、好感が持てます。
お金は大事。
でも、それが最終目的ではなく
あくまでもツールである。
いずれにしても一生懸命、働こう。
誰かの役に立とう。
そう思わせてくれる一冊、
とも言えそうです。
■漫画としても面白いですし、
特にお金の哲学を知るために、
また資産形成、資産運用の入門書を探している方に
オススメできる一冊です。
ご興味がある方は、ぜひ。
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<本日一冊>
『漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』
ジョージ・S・クレイソン (著), 坂野旭 (著), 大橋弘祐
https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y5D8WF4/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_uhj-EbES6GR03
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