【豆知識】ビールで太る理由(素人調べ)
昨日、久しぶりにお酒を飲みました。
色んな話しができ、自分の立ち位置も確認できましたし。自分のビジョンも間違ってないと認識できました。たまにはいいですね。
ただ、久しぶりに会うと太ってる人もやはりいます。
「なんでそんな太ってしまったの?」と尋ねると、彼らは口を揃えて「これはビール腹だ」と言いました。
社会人になってからビールを飲む回数が増えたから…なんて言いながら、唐揚げや味の濃いものを食べています。
確かにビールはウイスキーなどと比べると糖質量も多く、太る原因になります。
ちなみに、生ビールの糖質量は中ジョッキ500ml当たり15.5gも含まれています。
「でも、本当にビールだけで太るのかな…いつもよりも食べてる気がするし…」
僕はそんなことを考えながら、彼らの口に運ばれていく唐揚げを見つめていました。
調べてみると、ビールそのものの糖質量やカロリーだけが太る原因ではなかったのです。
実は、ビールにはもう一つ太る原因となる作用がありました。
その作用とは、、、
ビールは、食欲を増進させるんです。
スコットランド、ダンディー大学心理学部は研究で、26人の男性を昼食前にアルコールを飲むグループと飲まないグループで分けました。
アルコールを飲んだグループをA、飲まないグループをBとしたとき、
アルコールを飲んだAグループは、飲んでいないBグループより摂取カロリーが30%も増加したと報告されています。
この結果から、アルコールには食欲増進効果があることがわかります。
ビールを飲むと食が進むのは、
・アルコール以外にも、食欲を増進する炭酸、ホップ成分が含まれている。
・アルコール度数が食事をするのにちょうど良い。
・ビールの苦み・さっぱり感が食を進める。
・胃でガストリンというホルモンの分泌が促進され、胃液の分泌は増加し、食欲が沸く。
つまり、ビールは含まれている糖質量やカロリーだけでなく、食事量そのものを増やしてしまうので、太ってしまいやすいのです。
確かに、ご飯だけを食べる時よりもお酒の席の方がご飯が進んでしまいますよね。
以上のことからも、ダイエット中は禁酒をすることをオススメします。
アルコールを分解する器官と、たんぱく質を合成する器官は一緒なので、アルコール分解が優先されて、筋肉が付きづらくなります。
とはいえ大人にもなると、どうしてもお酒を断れないシーンも出てきますよね。
そういった場合は、ウイスキーをオススメします。
実は、この胃液が増えるという作用がウイスキーでは検出されなかったと報告されています。
すなわち、ウイスキーは食欲を増やさないので安心して楽しめるというわけです。
また、ウイスキーは糖質量が0.0gなのもうれしいですよね。
ただし、炭酸が食欲増進につながるので、ウイスキーと炭酸で作られるハイボールには気を付けてください。
ウイスキーはロックやストレートで飲むことをオススメします。
ウイスキーはアルコール度数が40~43度と高く、飲みすぎを防ぐことができます。
また、糖質もないので太りにくく、炭酸も入っていないので食べすぎることも防げます。
というわけで今回はビールで太りやすくなってしまう本当の理由をお話ししました。
大人になると、避けて通れないアルコールとの付き合いがあると思います。
ビールを飲まざるを得ない環境では、食べ過ぎてしまうことを意識できるといいですね。
それでは、また。豆知識でした。