経営計画書は1冊の手帳にまとめなさい
経営者の一つのゴールは企業売却だ。
ではどういう会社が売れるのか、それは仕組み化できている会社。
マクドナルドは、ハンバーガーを売っているのではない。
ハンバーガーが誰でも売れる仕組みを売っている。
というように、人に仕事がついているのではなく
仕事に人がついている状態となる。
収益の仕組みができており、その業務のマニュアルがしっかりしていて
誰でもできる状態。この人じゃないとできないという状態は作らない。
この本は、株式会社武蔵野で18年連続増収増益を出し続けている
小山昇さんが書かれた本。
「経営計画書は1冊の手帳にまとめなさい」
以下要点だけまとめます。
①計画書を作る
→作り方がわからない、、、
パクればいい。そして正しさより今すぐに作る事が大事だ。
ほぼ計画通りには行かない。まずマーケットインだその後修正していけばいい。
あのピカソでさえ、ヒット画家の絵を真似て、そこからオリジナル性が出てきた。
まずパクれ。そして今すぐやれ。
②計画を徹底する
→経営計画ができたら社員(または自分)に徹底的に刷り込む
経営計画は上層部しかわからない場合が多い。
ではなく、社員に徹底させる。
朝礼・経営計画書の穴抜きテストなど徹底的に認知させる。
③数字を決定する
→数字は言葉だ。具体的に数字に落とし込む。
友達たくさん作ってこいより、今日は友達2人作ってこい!
の方が人は行動に移しやすい。
この業界で1番をとるぞ!より、、
*業界シェアを2位の企業より3倍獲得する。
の方が明確で、その後の行動計画の作成もより具体的になる。
*「ランチェスターの法則」
④方針を決定する
→経営理念はいらない。できることを3つまで方針化する。
ボトムダウンより、まずはトップダウン経営。
⑤スケジュールを決定する
→いつ誰がどこで何をどのようにを決める。
毎年実施している行事はまずスケジュールに組み込む。
⑥計画発表会を実施する
→いい場所で、いい服装で雰囲気作りをする。
ホテルでスーツで実施するなど、、、
そこへゲストを招待する。そのゲストは銀行支店長だったり投資家だったり
仕組み化、マニュアル化できている事を外部へアピール。
ここまでできている会社は全体の3%しかいないという。
これこそが増収増益の基本で、これはいい会社だと実行している。
業態は変われど、経営の本質はここにあるのではないかと感じる。
すぐ真似て、すぐ経営計画書書きます。