自分が渦を巻くということ
面白いことに、です。
『何かを「やります!」と立ち上げた瞬間、
情報がわんさか集まってくる』
という不思議な作用が起こるのです。
そしてこれは、
あらゆる会を主催するときに、
同じ事が起こっているな、と思っております。
■なぜ、情報が集まってくるのか?
それを考えた時に、
主に「3つのルート」で情報が入り始めると思いました。
まず1つ目。
『1)「人」から情報が入ってくる』。
これは実にシンプルです。
何か「こういう会やるんです」と周りに発信すると、
そのメッセージを見た親しい知人/友人をはじめ、
「こういう情報もあるけど知ってる?」とメッセージが来たりします。
不思議と知らなかった
たくさん情報をもらえるようになりました。
皆さん、動いている人を見ているのでしょう。
*
そして、2つ目。
『2)情報が「目に飛び込んで」くるようになる』
これは脳の「直感」が働く、というイメージ。
「どうやったら効果的な会になるのだろうか?」
「どんな情報が皆さんが求めているのだろうか?」
というアンテナが立ち始めます。
パソコン上で、常に無意識下で
アプリケーションが回っているように、
その情報を探し始めます。
すると、情報が「目に飛び込んで」くるようになるのです。
どうやらこれは、脳内の、”脳幹網様体賦活系”という情報を選別する場所が
アクティベートされるから、と言われています。
実に科学的な理由です。
*
そして、3つ目。
『3)情報を整理する中で「新しい情報を得る」ようになる』
これは、主に「論理」としての思考が働くイメージです。
会を主催するとなると、資料をまとめることがあります。
すると、集まった情報を整理する中で、
自分が上手く説明できないことが見えてきます。
「わかっていること」と「わかっていないこと」に対して
自分で自覚的になっていきます。
そして、その抜けた穴(情報)を自分で気付き
埋めていくことで更にその分野に詳しくなります。
「左脳的な情報の集め方」、と言えそうです。
これも行ってしまえば、割とそうだよな、と思えます。
■そして、この「3つのルート」は
「発信する!」と決めるとアクティベートされるのです。
1,「人」からの情報キャッチ
2,「直感」での情報キャッチ
3,「理論」での情報キャッチ
この作用が、
「とりあえず会を主催する!」と決めた瞬間、
不思議なことに働き始めるよな、
と思うのです。
■そして思うに、初めてやる会で、
たとえ完璧に行かなかったとしても、
「実行したとき」 VS 「実行しなかったとき」
を比べると、
圧倒的に実行したとき(=主催したとき)のほうが
得た情報、経験したことが多いことは間違いありません。
だからこそ、
「何かその分野で情報を集めよう」
「もっとのばしていこう」
と考えるのであれば、
それが、今自分がどんなレベルでも、
その領域での会を、まず主催してみること。
すなわち、「自分が渦を巻く」ことで、
『これまで得られなかった経験や情報が集まりはじめる』
のです。
■もし自分が
「この情報は周りに提供したら喜んでくれそう」
というのがあれば、
きっとそれは、そうなのだと思います。
今のような不安な状況だからこそ、
情報を発信することで、貢献することもできるはず。
そうすれば、周りも情報が得られて、
自分も情報が集まって、ハッピーの連鎖になる。
そんなことを思っている次第です。
皆さまは、どんな情報を周りに発信したら
周りの方が喜んでもらえそうですか?
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<本日の名言>
人生は人間が共同で利用するブドウ畑です。
一緒に栽培して、ともに収穫するのです。
ロマン・ロラン(フランスの作家/1866-1944)
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